スケール検定

むさしの絆ステーション(松田映子先生代表)主催のスケールハノン検定にスタッフとして関わらせて頂いています。多くの参加者の方の審査をしていて思うのは、やはりスケール、ハノンといった基本の大切さです。

専門的に学ぶかどうかは全く関係なく、趣味でピアノを習っている人にも必須のスキルです。

スケールやハノンが上手に弾ければ、色々な曲が楽に上手に弾けるようになります。

スケールの最終目標は4オクターブで♩⁼120です。その段階に至るまで、1オクターブ、2オクターブと積み上げていくのです。

調の知識、調性感はもとより、指くぐり指かぶせのなめらかさを身につければ、ソナチネやソナタのスケールは始めからきれいに弾けるようになります。ある先生が、♩⁼150で弾けるように指導している。そのくらいで弾けないと、ショパンのバラード1番の最後のスケールなんて弾けませんよ。そこまで弾ければ、難曲をかっこよく弾くのも夢ではありません。

またハノン(いわゆる1~20番あたり)もつぶを揃えて♩⁼120くらいで弾けると、速いパッセージも割と苦労なく弾けるのかなと思います。

3月に動画提出の回に、多くの生徒が参加しました。継続していくことが大切です。今後はさらに多くの生徒が参加する予定です。