入賞者コンサート

3月20日、勝どきの第一生命ホールで行われたピティナコンペティション入賞者コンサートへ行って参りました。夜の部で(第2部)でC級以上の方々の演奏を聴かせて頂きました。皆さん、テクニックも音楽性も素晴らしいものをお持ちで、心から楽しめました。皆さん、バランス感覚が本当に素晴らしいのです。どういう指導をしたら、あんなふうになれるんでしょう。

その中でも、特級銀賞の進藤実優さんの演奏は、ライブ配信で何度も聴いていましたし、またショパンコンクールの配信もたくさん聴いていたので、生で聴くのを楽しみにしていました。舞台袖から現れた進藤さんはオーラをまとい、エレガントであり、若干19歳にして風格さえ感じました。

1音1音が全てクリアで説得力があり、体と完全に一体となった様々な表情に酔いしれました。ペダリングも見事で、これがプロかどうかを分ける大きな要素と改めて感じました。やはり生の演奏は感動が違います。また聴きに行きたいです。