リトミック

今週、いつもどおり月に1回のリトミックがありました。コロナウィルス肺炎で様々なことが中止、自粛となっていますが、大人数でないので実施ということになったようです。会場に到着すると、いつもは真ん中に広くに空間をとって、そのサイドに向かい合わせになって座る形を取っていますが、この日は全員前を向いて、椅子と椅子との間隔も空けて座るようになっていました。

テーマはリズムの分割。2つに分割できるバイナリービートと3つに分割できるターナリ―ビートのお話でした。色々なアプローチの仕方を知っているはずの8分の6拍子ですが、このリトミックのアプローチは、私にとって全く新しいもので、目から鱗でした。発想の違いです。この方法なら生徒も苦労することなく、8分の6拍子を捉えることができそうです。

リトミック講座もあと3回で終わってしまいますが、確実に生徒の演奏が変わってきているのを感じます。伝え方の引き出しが増えていく喜びを実感しています。何十年も続けてきている音楽ですが、その魅力は本当に奥深いものです。