Mくんは昨年大ヒットしたボヘミアンラプソディーが大好き。私の知っている限りでは3回も映画館に観に行ったとのこと。それで、昨年の秋には、ステップで「We are the chanpion」を立派に演奏しました。
そんなMくんが、今度は「Don’t’ stop me now]を発表会で弾きたいと熱望していました。そこで、プリント楽譜でよさそうな楽譜を買って、練習を始めました。しかし、けっこう難しくて、まだちょっと無理かなと思い、
「ちょっと難しいから、他の曲やってみる?」と打診するも、
「もう少しがんばってみたい。来週も無理そうなら考えるから。」
と言っていたのが先週のレッスン。
今日はMくんがレッスンに来るので、どうしたかなぁと思っていましたが、Mくん、がんばってきました!
一生懸命楽譜を読み、ずいぶん譜読みを進めてきていました。何としても弾きたい!というMくんの情熱が、Mくんをぐんぐん前に進めている感じです。情熱はすごい力を発揮するんだなぁと感心しました。
生徒さんみんなには、できるだけ弾きたい曲を弾かせてあげたいと思っています。そういう曲を、私は「ときめき曲」と呼んでいます。でも、もちろんそれだけではだめなので、普段の教材とバランスよく取り入れるようにしています。
この「ときめき曲」それがたくさんある子の方がピアノは楽しいものとなるでしょう。
そのためには、たくさんの曲を聴いて、ときめきをいっぱい経験しておくことです。ときめき曲が自分の指で再現される瞬間の喜びといったら。Mくんの成長が楽しみです!